私の音楽ライフ(2) ~ CDから音楽ファイルを引っこ抜く 

  CDex.jpg


まずは,CDからPCに音楽データをコピーする方法について解説します.この種のソフトにもいろいろ種類がありますが,私は強力なエラー訂正機能を持つフリーソフト「CDex」と,不可逆圧縮方式の中でも高音質なOgg Vorbis形式の一種であるaoTuVエンコーダを使用しております.

もちろん高音質を追求するなら可逆変換方式を選ぶべきでしょうが,可逆変換だと1/3~1/2程度の圧縮率しか望めないため,自分でほとんどCDの音質と差のないと判断したaoTuVエンコーダ/quality=8~9で圧縮を行っています.
(あっ,使用OSは,Windows XP Pro SP3です)

1. CDexのダウンロード
 CDexを以下のサイトからダウンロードします.もしリンク切れの場合は”CDex”で検索してみて下さい.どこかに必ずあるはずです.
    http://cdexos.sourceforge.net/

 このページの上部にあるメニューの「Download」をクリックして,ダウンロード画面に入ります.ダウンロードページには各種ヴァージョンのセットアップファイルが置かれていますが,ここは,CDex 1.70 (Beta 2)/Unicode/Installerを選べば良いでしょう.「Download for Windows NT series (NT, 2000, XP, Vista)」をクリックして,適当なフォルダ(例えばデスクトップ等)にセットアップファイル「cdex_170b2_enu.exe」をダウンロードします.
 また,同じページの下の方にある「Language Support」から「Japanese」を右クリックして「リンク先のファイルを保存」して,適当なフォルダ(例えばデスクトップ等)に日本語化ファイル「japanese.cdex.lang」をダウンロードします.



2. CDexのインストール
 ダウンロードしたファイルをダブルクリックして,CDexをインストールします.イントールは案内に従って進めば問題なくできると思いますが,インストールするフォルダ名は覚えて(メモって)おいて下さい.



3. CDexの日本語化ファイルインストール
 CDexは基本英語のソフトですので,先ほどダウンロードした日本語化ファイル「japanese.cdex.lang」をインストールして,日本語化します.インストールは,先ほどインストールした(メモった)CDexのフォルダの下にある「lang」というフォルダに,「japanese.cdex.lang」ファイルをコピー(または移動)させるだけで完了です.



4. CDexの起動と日本語化
 スタートメニューにCDexというメニューが追加されていると思いますので,そこから「CDex」をクリックして,CDexを起動します.始めは英語のメニューになっていますので,以下の方法でメニューを日本語化します.
    Options->Select Language->japaneseを選択

 これで,メニューなどが日本語化されるはずです.



5. Ogg Vorbisエンコーダの導入
 次に,CDから音楽ファイルを作成するためのエンコーダを導入します.一般的には不可逆圧縮のMP3形式が多く用いられいますが,私はMP3より再生時の音質の良いと言われている(更に自分で比較してより良いと判断した)Ogg Vorbis形式にエンコードしています.

 但し,Ogg Vorbis形式には問題がありまして,たいていのPC用の音楽再生ソフトはOgg Vorbis形式に対応していますが(iTunesは未対応だったかな?),携帯音楽プレイヤーではOgg Vorbis形式に対応している機種が少ないという問題があります.代表的な携帯音楽プレイヤーiPod,Walkmanなどは対応していません.現実的には,韓国のCOWON社のプレイヤー一択となりますので,その辺はご了承下さい.しかし,COWON社のプレイヤーはどれも音質が良いので,安心して購入して下さい.現時点でのお奨めプレイヤーは,COWON S9シリーズです.容量は,8GBから32GBまで3種類ありますので,自分の音楽ライフに合った容量の機種を選んで下さい.

 話が飛んでしまいましたが,これからOgg Vorbisエンコーダの導入方法について説明します.エンコーダは音質比較テストでトップを取っている「aoTuV」が良いでしょう.現在aoTuV Beta5.7が最新版になります.以下のサイトから,「Download Ogg Vorbis aoTuV beta5.7 Win32 DLLs」を適当なフォルダにダウンロードします.
    http://www.geocities.jp/aoyoume/aotuv/

 ここでダウンロードしたファイルはZip形式圧縮されていますので,適当な解凍ソフトで解凍します.この後,解凍してできた4つの.dllファイルをCDexをインストールした(メモった)フォルダに上書きコピー(または上書き移動)します.同じファイルが既にCDexをインストールしたフォルダにあるので,「上書きして良いか?」と聞かれるかもしれませんが,ここは「はい」を選択して上書きしてしまいます.これで,高音質のOgg Vorbisエンコーダが使用できる状態になります.



6. CDexの設定1(エンコーダの設定)
 次にCDex側で使用するエンコーダを設定します.メニューのオプション->設定を選択するとタグ付きの設定画面が出てきますので,ここで「エンコーダ」を選び,そのページのエンコーダを「Ogg Vorbis DLL Encoder ・・・」に切り替えます.その他の設定は下の図を参照にして下さい.

  CDex_enc.jpg

 音質については,画面中央のバーをスライドさせて自分の試聴スタイルに合った音質に調整して下さい.ちなみに私は8.00(約256kbps)又は9.00(約320kbps)の音質でエンコードさせています.このくらいの音質だと圧縮率は1/6~1/8くらいです.ちなみにいわゆるMP3 128kbps程度に該当する音質設定は4.00なります.



7. CDexの設定2(CD-ROMの設定)
 設定メニューから「CD-ROM」を選びます.ここはデフォルトでも構わないと思いますが,音質にこだわりたい方はいろいろ弄ってみて下さい.要はリッピング時にジッターエラーが出ないようにすれば良いのです.私の場合は以下のような手順で設定しました.
 
 1)CD-ROMドライブを選択する
 2)画面中央の「自動設定」ボタンを押して,自動設定する
 3)リッピング方法を「Paranoia,Full」(笑)にする

 現在のCD-ROM設定画面を以下に示します(CDドライブが2台あるので,2つの画面を示します).

  CDex_cdrom1.jpg

  CDex_cdrom2.jpg



8. CDexの設定3(ファイル名の設定)
 設定メニューから「ファイル名」を選びます.ここでPCの音楽ファイルの名称のフォーマット及び保存先を設定します.ファイル名形式は以下の符号で表記します.

  %1 Artist information
  %2 Album information
  %3 Track number
  %4 Track name
  %5 CD Volume ID
  %6 CDDB ID
  %7 Track number with leading zero
  %8 Total number of tracks on the album
  %G ID3 Genre tag
  %Y ID3 Year tag
  %A Artist name, not affected by the Track/Artist split setting

 私のファイル名形式及び保存先は以下の通りです.

  ファイル名形式: %1\%2\%1 - %7 %4

  CDex_filename.jpg



9. CDexの設定3(リモートCDDBの設定)
 CD音楽データから,そのCDの情報(アーティスト名,アルバム名,曲名など)を自動で取得してくれるリモートCDDBの設定を行います.ここでは,E-mailアドレスに適当なアドレスを入力すればOKです(空欄だとエラーが返ってきます).あと,「CDDBに自動接続」をONにしておく方が良いでしょう.

  CDex_Rcddb.jpg

 残りの設定はデフォルトのままで構わないでしょう.これでCDexの設定は終了です.設定した情報は以下のアイコンボタンを押して適当なプロファイル名を付けて保存しておきましょう.

  CDex_profile2.jpg



10. CDexを使ってみる
 それではCDexを使って,CDからPCへ音楽ファイルを圧縮転送してみましょう.まず上図のようにCDを挿入するドライブ名と使用するプロファイル名を設定します.その後,指定したドライブに音楽CDを挿入します(これは逆の手順でも構いません).そうすると自動的にリモートCDDBへ接続し,下図のようにCD情報を自動で取得してくれます.但し,リモートCDDBにデータがないCDの場合は,情報取得できませんので,手動で曲名などを入力して下さい.また,自動取得したデータを手動で変更,追加することも可能です(下図では,作成年を手動で入力,アーティスト名のTheの位置を変更しました).

  CDex_read2.jpg


 その後,上図に示した右側の上から2番目のアイコンをクリックするか,メニューの「変換->CDをMPEGに」を選択すれば,CDからの読み出し及びファイル変換の進捗ダイアログ出て,作業が行われます.また,このときデフォルトでは全てのトラックが選択されていますが,一部だけ選択したい場合は,トラック名をクリックすれば,その曲だけが変換されます(複数曲の場合は,Ctrlを押しながらクリック).下図が変換中の画面です.

  CDex_read3.jpg

 変換が無事に完了した場合は,下図のようにトラック名の一番道側のStatusが「OK」を表示され,変換されたファイルは,「8. CDexの設定3(ファイル名の設定)」で指定したフォルダに保存されます.

  CDex_read4.jpg

  CDex_read5.jpg

できたファイルを,Ogg Vorbis対応のプレイヤー(foobar2000XM PlayerWinamp
Sound Player Lilithなど)で開けば,音楽再生をすることができます.

またできたファイルのは普通のファイルですので,別のフォルダにコピー/移動させることが可能です(私の場合は別のドライブに音楽ファイル専用フォルダを作り,そこにまとめて置くようにしています).

以上で,CDexの導入と使い方についての解説は終了です.次回は,私のメインの音楽プレイヤーであるfoobar2000の使い方について解説したいと思います.


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