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Linux/Ubuntuでブルーレイ再生  

Ubuntu 12.04LTS x64上でブルーレイディスクを再生しようと思ったのですが,どうもデフォルト状態ではブルーレイ再生ができないようです.そこで,ネットを検索したらこちらのサイト「VLC Blu-Ray」さんに設定方法の記載がありました.日本語訳すると以下の通りです.

1)Keys databaseのダウンロード
 「get the file」からダウンロードします.
 
2)aacsフォルダの作成
 $ mkdir ~/.config/aacs

3)Keys databaseのコピー
 $ cp KEYDB.cfg ~/.config/aacs
 
4)AACS dynamic libraryのダウンロード
 自分の環境に合ったライブラリをダウンロードします.私の環境ではLinux 64bitになります.
 
5)ライブラリをVLCの入っているフォルダかライブラリフォルダにコピーします.どちらが良いのか分からなかったので私は両方にコピーしてしまいました.
 $ sudo cp libaacs.so.0 /usr/bin
 $ sudo cp libaacs.so.0 /usr/lib

6)ブルーレイディスクを入れて,VLCメディアプレイヤーを起動して「ディスクを開く」で再生させます.これでエラーが出てこなければ設定は成功です.

KEYDB.cfgは,頻繁に更新されるようですので,再生がうまくいかなかったら,このファイルを最新版に更新したほうが良いようです.


Linux/Ubuntu Studio音質向上まとめ 

ここ数週間,Linux/Ubuntu Studioの音楽再生音質向上のために,設定などをいろいろと弄ってきましたが,かなり満足のいく音質になったのでここら辺りでポイントをまとめてみます.

★Linuxの導入
 明らかにWindowsより高音質な再生ができます,というかできやすいです.Windowsでも設定を最適化すれば高音質再生ができるでしょうが,Linux/Ubuntu Studioでは,ほぼカーネルとサウンドサーバの最適化だけでWindowsを超える高音質な音楽再生を手に入れることができます.ちなみにインストールは,仮想マシンでなく,ディアルブートにします.できればHDD(ハードディスクドライブ)1台まるごとLinux用のドライブにしてしまうことをお勧めします.現在のLinuxの標準的なファイルシステムである「ext4」はコピー速度も速く,ファイル管理も快適に行えます.またWindowsでは必須の「デフラグ」作業は,Linuxではほぼ不要です.ちなみにWindowsからext4にアクセスできるソフトもあります.

★最新のlowlatencyカーネルの導入
 通常のgenericカーネルより明らかに音質が向上します.genericカーネルでは少し靄のかかったような音質ですが,lowlatencyカーネルがそれがかなり解消されて各楽器の分離度,解像度が向上します.現時点での私のカーネルは,「Ver.3.2.0-23-lowlatency」です.
 
★Real-timeカーネルの導入は見送り
 lowlatencyカーネルよりも更に解像度が向上する印象を持ちましたが,その差は僅かかなと思います.それよりも,私の環境ではグラフィックボードを正しく認識しない,OpenGLが使えなくなる?という問題が発生したので,導入は見送りました.Real-timeカーネルの導入よりも後述するJackサーバによるLatency値の調整の方が音質に抜群に影響を及ぼしました.

★Jackサーバの導入
 音声信号のリアルタイム処理,ローレイテンシー処理が簡単に設定できるJackサーバの導入が最適です.Jackサーバのコントローラ「qJackCtl」,「PulseAudio音量調節」,「ミキサー」の設定で一苦労しますが,最適に設定されたJackサーバの効果は絶大です.
 
★Jackサーバの最適化
 いろいろと設定を弄ってみましたが,やはりLatency Timeをどれくらいに持っていくかがポイントになります.私の感覚では,Latencyは10ms前後にするのが最適かなと思いました.100ms程度ではJackサーバを使わない場合とあまり変わらない解像度,数msでは線が細すぎるというか,音にどっしり感がなく何か不安定な印象を持ちました.10ms前後では,まるでCDをデジタルリマスター盤に変えたかのような音質になりました.
 
★Ubuntu Studioの導入
 まあ,通常のディストリビューションを導入して,手動でlowlatencyカーネルやJackサーバを導入しても良いのでしょうが,やはり最初からマルチメディア処理,作業に特化されたUbuntu Studioを導入してしまうのが手っ取り早いでしょう.デスクトップ環境がWindows2000ライクで,処理の軽いXfceというのも長所です.Officeソフト等は後から手動インストールします.現時点では「Ubuntu Studio 12.04LTS」を使用しています.

★Waveファイルリッピング
 基本的にmp3,oggなどの圧縮音源は有り得ません.非圧縮音源の音に慣れてしまうと音源圧縮の弱点がよく聞こえてしまってとても鑑賞に耐えられなくなります(まあBGM代わりに小さな音で再生する分には圧縮音源もありかもしれませんが).私はつい最近まで,flac圧縮音源を聞いていましたが,完全にwaveに乗り換えました.その理由は,「waveファイルに対応していないサウンドプレイヤーはほぼ皆無なこと」,「高音質再生を謳うサウンドプレイヤーは,waveしか対応していないものが多いこと」です.flacファイルに対して約2倍のファイルサイズになってしまいますが,現状でほぼ標準的な容量である2TBのHDDを使えば,ほとんど容量の問題は関係なくなるでしょう.ちなみに私の音楽データは,CD約700枚分あり,ファイルサイズは約400GBです.

★aplayによる音楽再生
 再生ソフトはいろいろありますが,一番シンプルなCUIソフト「aplay」が一番原音再生しているような気がしました.音源に何も手を加えず収録されているデータそのままを再生しているような感じです.録音の良い音源であれば,解像度が高く,各楽器の分離度は良く,生々しい音を出してくれます.その代わり,録音の状態がそれほどでもない音源では,やはりそれなりの音でしか再生してくれません.そういう意味では原音忠実再生だと思います.

★aplayのバッファサイズ
 Jackサーバの最適化の項目では,Latencyは10ms前後が良いと書きましたが,サウンドプレイヤーに関しては逆で,バッファサイズは大きめの方が良いようです.そうすれば,HDDへのアクセス回数が減少し,RAMディスクを用いた再生に近い環境ができるからです.でもあまり大きなサイズにすると,Ctrl+zによる演奏中断への反応に時間がかかってしまい,ちょっと不便なので,現実的なサイズとして,私は3secにバッファを設定しました.HDDのアクセスランプを見ていると,確かに3secくらいに一度の周期でアクセスしていました.

qJackCtl等の設定 on Ubuntu Studio 12.04LTS(2012/05/31版) 

2012/05/31現在の設定です.設定は更新されているかもしれませんので,最新の記事をご参照下さい.

【qJackCtlの設定】
オーディオとインテリアさんの記事を参考にlatencyを下げてみました.前回の設定(latency=約100ms)よりなんだか音がリアルになったような気がします.明らかに音のアタックが鋭くなっていて,ドラムのシンバルレガートとかリムショット,ピアノの打音が生音に少し近づいた感じがします(もちろん録音状態の良い盤で).

スクリーンショット - 2012年05月31日 - 21時09分21秒


【audio.confの設定】
sudo gedit /etc/security/limits.d/audio.conf
@audio - rtprio 95
@audio - memlock unlimited
@audio - nice -19

今日は以上です.

Ubuntuサウンドデバイス認識順の固定化 

信じられないことにUbuntu(Linux全部?),デフォルトではサウンドデバイスの認識順がリブート毎に変わってしまうのです.他のOSでもそうなのでしょうか?

もしかしたら普通に音楽を聞いている分には関係ないのかもしれませんが,私はUbuntu Studioの要のソフトであるJackサーバ(Jackd)を使用しています.このサーバでは,出力デバイスをhw:0,hw:1と言った番号で認識しています.サウンドデバイスが1個だけならば常にhw:0しか使用しないので問題ないのですが,複数のサウンドデバイスを接続している場合,デフォルト設定のままでは番号とそれに割り当てられているサウンドデバイスが変わってしまい,Jackサーバ側では常にhw:0を指定しているにも関わらず,その出力先がPCIサウンドカードになったり,USBオーディオ機器になったりしてしまうのです.

これは困ったことです.PCを起動するたびに設定画面を開いて,出力先を変更しなければならないのですから.そこでいろいろ調べてみたら,以下のように設定すれば良いことがわかりました.

1)以下のコマンドで接続されているサウンドデバイスを調べる.
 $ cat /proc/asound/modules
 0 snd_ice1724
 1 snd_hda_intel
 2 snd_usb_audio
 3 snd_usb_audio
 
 ice1724がPCIサウンドカード,hda_intelがビデオカード内蔵のHDMI,usb_audioがUSBオーディオ機器です.私は1台しかUSBオーディオ(Audiotrak DR.DAC2 DX)を接続していませんが,なぜか2台あると認識されます.Windowsでも同じ現象が現れます.
 私はメインにUSBオーディオを使用しているので,これを先頭に持って行きたいです.

2)そこで,次のようなコマンドで設定ファイルを新規作成,保存する.
 $ sudo gedit /etc/modprobe.d/sound.conf
 
 記述例:
 options snd_usb_audio index=0
 options snd_usb_audio index=1
 options snd_hda_intel index=2
 options snd_ice1724 index=3

このような設定をして再起動したところ,qJackCtl上では以下のように固定されました.
 hw:0 USB audio DAC
 hw:1 Audiotrak DR.DAC2 DX
 hw:2 HDA ATI HDMI
 hw:3 ONKYO SE200PCI
 
以後,何回も再起動させても順番は変わらないので,qJackCtlでOutput Deviceをhw:1に設定して使用しております.今のところ問題は出ていないので,これでうまく行ったようです.


参考にさせて頂いたサイト様:
http://haraita9283.blog98.fc2.com/blog-entry-103.html


続きを読む

rsync+cronで自動バックアップ 

rsyncとcronを使ってデータを自動バックアップ(ミラーリング)させます.

1)backup.shというシェルファイルを作成して,中に以下のような記述します.
 rsync -auv --delete "/media/Data1/My Music" "/media/Data2/Backup/"
 
 -aはデフォルト設定みたいなものなので,付けたほうが良いでしょう.-uはバックアップ先が新しいファイルの場合は上書きしない設定,-vはコピー,削除するファイル名を表示する設定です.--delete設定によって,元のフォルダにないファイルはバックアップ先でも削除(ミラーリング)されます.この設定を外した場合は削除したファイルもバックアップ先では削除されないので,徐々にバックアップフォルダが大きくなっていきます.フォルダ名にスペースがある場合は,必ず""で囲って下さい.
 
 また,コピー元のフォルダ指定の項目の最後"/"には注意して下さい.上記のように付けない場合は,My Musicごとバックアップされます./を付けた場合は,My Music以下のフォルダがコピーされます.

2)シェルファイルに実行権限を与えます.
 chmod 755 backup.sh

3)crontab -e で定期実行を設定ファイルを編集する.時刻の指定は,分,時,日,月,曜日(0,7が日曜日)の順です.
 5 1,13 * * * sh /home/bob/bin/backup.sh
 (毎日1時5分と,13時5分にシェルを実行する)

4)設定ファイルを保存して,終了し内容を確認します.
 crontab -l
 
※おまけ
実行終了時刻付きでログを残す場合は以下のようにシェルに記述します. 
 rsync -auv --delete "/media/Data1/My Music" "/media/Data2/Backup/" >> ~/log/backup.log
 date >> ~/log/backup.log

また,バックアップ先のフォルダの権限設定に注意して下さい.全てのフォルダをmod 770 などにするのが良いと思います.


参考にさせて頂いたサイト様:
http://builder.japan.zdnet.com/os-admin/20397391/
http://homepage2.nifty.com/snufkin/bkup_linux.html
http://www.maruko2.com/mw/rsync_でディレクトリの同期(バックアップ)
http://www.server-memo.net/tips/crontab.html
http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex/y2002/1101/1101_script.html

NTFS,ext4パーティションの自動マウント 

Ubuntu/Linux上でNTFS/ext4パーティションをマウントする方法は以下の通りです.

1)$ sudo blkid を実行.以下のような結果が表示される.
 /dev/sda2: LABEL="Win7" UUID="************1" TYPE="ntfs"
 /dev/sdb3: UUID="************9" TYPE="ext4"
 
2)$ sudo gedit /etc/fstab を実行して中身を編集.
 デバイス名で指定
 /dev/sda2 /media/Win7 ntfs-3g defaults 0 0
 /dev/sdb3 /media/Data ext4 defaults 0 2
 
 UUID名で指定
 UUID=************1 /media/Win7 ntfs-3g defaults 0 0
 UUID=************9 /media/Data ext4 defaults 0 2
 
 後ろの最初の数字は0:dumpを取らない,1:dumpを取るですが,通常は0で良いようです.また最後の数字はディスクチェックの指定ですが,NTFSなら0,ext4なら2が良いようです(1はルート"/”専用)
 
3)保存して終了.システムを再起動して下さい.記述に間違いがある場合は起動しませんので,注意して下さい.起動が止まっているような状態で”s”キーを押すと失敗しているマウント作業をスキップして,起動がうまく行くことがあります.その後は再度fstabを編集し直して下さい.

サウンドプレイヤー比較 

昨日の夜から,Ubuntu Studio(Kernal Ver.3.2.0-23-lowlatency)上で取っ替え引っ替え色々なサウンドプレイヤー(音楽再生ソフト)を使って音質比較をしてみました.比較したのは「aplay」,「AlsaPlayer」,「Audacious」,「Aqualung」で,いずれも「Jack」を経由させての音出しです.ハードウェアは,USB(96kHz)→Audiotrak DR.DAC2 DX→ONKYO A-933(Main Amp. Mode)→RadiusHD R90HDです.

で,その結果はやはりコマンドラインのプレイヤー「aplay」が一番音が良いように感じました.

まずは音に厚みがあります.特に低音域はイコライジングしたのではないか?と思われるほど,よく出ています.それと音の立ち上がりの速さ,これはスネアの音やベースのスラップの音などで顕著に確認できます.とてもアタック感が強いのです.解像度は,「aplay」,「AlsaPlayer」,「Audacious」はほぼ一緒と言った感じでしたが,やや「aplay」が良かったかなと思います.楽器の分離度は「aplay」,「AlsaPlayer」が良かったです.あと「aplay」は心成しかダイナミックレンジが広いような….まあこれは気のせいだと思いますが.

簡単に言ってしまうと,「aplay」は原音をかなり忠実に再生するプレイヤーだなと感じました.録音の良いCDはとても臨場感あふれる再生できますが,それなりの録音のCDはやはりそれなりの音しか出ません.

ということで,しばらくは「aplay」を使ってみたいと思います.


おまけ:
aplay使用時に一々オプションを打つのは面倒なので以下のようにコマンドを定義してしまって,環境設定ファイル「.bashrc」に追記してしまいました.

alias AP='aplay -N -B10000000'

これでコマンド操作はかなり楽になりました.なんせ2文字ですからね(^^;


おまけ2:
高精度タイマーHPETを導入しました.BIOSで,HPETの項目をEnabaleにするだけでした.但し,HPETモードでは,一部のLinuxのディストリビューションによってはインストールに失敗することがあるようです.インストール時は,Disableに戻さないといけませんね.