DAC用DC安定化電源を作ってみた 

PCからのデジタル信号はDAC兼ヘッドホンアンプ兼プリンアンプのDR DAC2 DX(オペアンプ交換済み.詳細はこちら)を使ってヘッドホンなりパワーアンプを鳴らしているわけですが,こいつの電源が付属のスイッチングACアダプタと非常に心許ない.一応スイッチングノイズ対策のため大きめのフェライトコアにケーブルを二重巻きにして使っておりますが,やはりノイズの少ないリニアレギュレータの電源を使ってみたいと思い,製作することにしました.

まあ世の中には便利な品物がありまして,プリント基板と使用パーツがまとめて手に入る秋月電子通商の「大容量出力可変安定化電源キット(K-00096)」を組み立ててDR DAC2 DX用の15V/2AのDC電源とすることにしました.本来ならばAC100Vからトランス→ブリッジダイオードを使ってリニアレギュレータの入力電源にするのが普通でしょうが,AC100Vを扱うのは個人的に怖いので(笑)同じく秋月電子で手に入る19V/3.4A出力のスイッチングACアダプタをリニアレギュレータの入力電源とすることにしました.ここから約4V電圧降下させてキレイなDC15Vを出力させるわけです.

組立の方は,付属の説明書に記載されている通り「製作そのものは非常に簡単ですので詳しい説明は省略します」です(汗).まあコンデンサやダイオードの+/-さえ間違えなければ初心者の方でもスンナリ組み立てられるでしょう.特にコンデンサは極性を間違えると煙を噴いて死んでしまうのですぐにミスがわかります(笑)

というわけで完成したものがこちらです.

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動作確認用に電流制限用の抵抗を使うこと無く取り付けるだけで光る定電流素子付きLEDを付けてみました.でもまあちょっと明るすぎました(^^;

そして実機に接続して動作確認です.使用中はこんな感じ.赤色LEDが妖しく光っています.

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ケースにも入れずに剥き出しっちゅうのもなんなんですが,まあ周りにショートさせるものもないし基本的にここに据え置きなのでまあ大丈夫かなと.あとケーブルがゴチャゴチャしてますが,ほとんどのものが普段通電させてないのでノイズなどの心配もないかなと(整理整頓は大切→me).

でDACとパワーアンプの電源を投入したところ問題なく動作しました.DC電源の放熱板も指で触って温かいなあ程度なのでこのキット付属の放熱板で問題ないと思います.

そして音の方ですが聴いてはっきりわかる程に音が芯が太くパワフルな音質になりました.そのお陰でロック系の音源では迫力が出てきます.また低音の歯切れが良くなり(音がサッと立ち上がってサッと消える感じ)サウンドプレイヤーのイコライザーで低音を持ち上げてもブーミーな音になる感じは減りました.

また試しに以前と同じように電源ラインにフェライトコアを入れてみましたがこれが逆効果で音の線が細くなってしまいました.よって現在はフェライトコアは使っていません.

というわけでDC電源の製作は良い方向に行きました.PCオーディオの普及でDACを使っている方は多いと思いますが,ぜひ電源はノイジーなスイッチングレギュレータタイプのACアダプタでなくリニアレギュレータタイプに変えてみては如何でしょうか? 3000円程度の部品購入とハンダ付け作業で簡単に音の変化が楽しめますよ.

おまけ:この回路のパーツは基本的に汎用グレード品で構成されているので特に出力段のコンデンサはオーディオ用のちょっと容量の大きなものに交換してみたいなあと今から企んでおります.



光デジタルケーブルの交換 

先日ツイッターで呟いた光デジタルケーブル(S/PDIFケーブル)の交換ですが,結論から申しますとまあまあ成功かなあ?と言った感じでした.

元々使っていたのはAmazonプライベートブランドの普及価格帯のコアがプラスチック製の光ケーブルでした.それをちょっとお高い\7800のコアが石英ガラス製のケーブルのAUDIOTRAK製GLASSBLACK2PLUS(3m)に交換しました.

その結果,音質の方はちょっと高音域の伸びが良くなり,まあ僅かですが音の透明感みたいなものが増し,音楽プレイヤーソフトのイコライザーで上の音域を上げる必要が少なくなったかなあという感じです.

まあ言われてみなければわからないというレベルですが(笑),やはり石英ガラスファイバーの方がやはり安心感がありますし,今後ずっと使っていく予定のものなのでこれくらいの投資は悪くなかったかなと思います.

今回購入したケーブルの問題ではないでしょうが(PC側は何の問題もない),難点はDACのDR.DAC DX2の光コネクタの差し込みが緩めでちょっとしたことですぐケーブルが抜けてしまうことです.これはネジリっ子などを駆使してケーブルコネクタが本体にしっかり刺さるようにちょっと工夫しました.


現在のオーディオシステム 

2016/03/27現在,オーディオは以下のような構成で運用しております.

flacファイル(44.1kHz/16bit)
 ↓
Jriver Media Center 21(192kHz/32bit)
 ↓
ALSAダイレクト接続
 ↓
Ubuntustudio 16.04 dev.edition
 ↓
Linux Kernel 4.4.6 Lowlatency
 ↓
オンボードS/PDIF出力(Realtek ALC892)
 ↓
Audiotrak DR DAC2 DX(オペアンプ交換済み)
 ↓               ↓
 ↓          オーディオテクニカ ATH-AD1000
 ↓
ONKYO A-933(パワーアンプモード)
 ↓
モニタオーディオ RadiusHD R90HD


インターネットラジオブラウザ「Streamtuner2」 

なかなか良いソフトを見つけました.インターネットラジオブラウザ「Streamtuner2」です.下の画面を見ればわかるとおり,世界中のインターネットラジオへのリンクが一覧表示されます.聴きたいラジオをクリックすると予め設定しておいたサウンドプレイヤー(デフォルトはAudacious)で
聴くことができます.しかし残念ながらWindows,Mac版はないようです.Ubuntuソフトウェアセンターからもインストールできるようですが,最近版はこちらのサイトから入手できるようです.

スクリーンショット_2016-01-30_Stremtuner2


JRiver Media Center 21 for Linux が良い 

UbuntuStudioで使っている音楽プレイヤーのお話です.最近はこればっかり使っています.有償ソフト(Linux版は現時点で$40)ですが,音質は良い,機能は豊富,ジャケット一覧表示機能は便利ということでほぼパーフェクトなソフトウェアです.Windows版,Mac版もあります.また初めてのインストール後30日間は無償で全機能を使えるので,十分納得してから購入することが可能です.音の傾向としては以前メインで使っていたExaileに似ています.また私は持っていないので使用していませんがiPodとの連携もできるみたいです.

機能(エフェクタ)はいろいろ入っていますが,現在私は,192kHzへのアップサンプリング→グラフィックイコライザによる低域・高域補正→パラメトリックイコライザによる超低域・超高域補正→ALSAへの直結出力と言う感じのエフェクタを利用しています.

メーカのウェブサイトはこちらになります.

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Exaileサウンドプレイヤー導入 

先日Qmmpサウンドプレイヤーの導入記を書いたばかりですが,Alsaplayerと比較すると音の粒立ち,厚み,空気感の再生で劣っていることがわかりました.そこでまたネットを調べて,何か音質が良く,Last.fm Scrobblerが使えるプレイヤーがないかと探しました.検索ワードは「player sound quality」などを用いました.

そしたらどこかの英語の掲示板に「何かお勧めのサウンドプレイヤーはないか?」というスレが立っているのを発見しました.そこにはいくつかのサウンドプレイヤーが挙がっていましたが,その中では「Guayadeque」というソフトと「Exaile」というソフトが比較的評判が良さそうに読めました.

そこで試しに聴いてみることにしました.2つともソフトはUbuntuソフトウェアセンターに登録されているのでインストールは簡単でした.そして音出しです.

まずはGuayadequeです.悪くはないですが,特に目が覚めるサウンドではなかったです.それよりも音楽データベースの使い方が直感的でなく使い方がよくわからないという目に合いました.ちょっとこれは使いたくないなあとい印象を持ちました.

次にExaileです.こちらは音楽データベースの仕組みはすぐにわかりました.そこで音出しです.おっ,悪くないです.Alsaplayerに非常に似ている音です.全体的にタイトで,音の粒立ちも良く,音の厚み,空気感もよく再現していると言った印象です.再生/停止ボタンなどもAlsaplayerと同じだったので,「もしかしたらAlsaplayerの再生エンジンを使っているのではないか?」と思わせるほどそっくりな音です.私の耳では違いはわかりませんでした.

機能の方も,プリセット保存機能付きのイコライザー,Last.fm scrobblerが使えます.という訳でQmmpからExaileミュージックプレイヤーに乗り換えることにしました.

設定途中,Last.fmに再生音楽データが転送されてないという自体に陥りましたが,ネットで検索したらYoutubeにちょうど設定方法の解説ビデオがあったので見てみたら,何とデータ転送先サイトのURLは,http://www.lastfm.jp/でなく,デフォルトのhttp://post.audioscrobbler.com/のままで良いことがわかったのでそのように設定したところ,見事に再生音楽データがLast.fmに転送できるようになりました.

ということで,私の希望を満たしてくれるミュージックプレイヤーをGetすることができました.今もExaileで音楽を聴いていますが,非常に満足度が高いです.英語で検索をかけた甲斐がありました.現在のところ,イチオシのミュージックプレイヤーです.何か良いミュージックプレイヤーを探している方は是非試してみることをお勧めします.

Exaile01.jpg


Qmmpサウンドプレイヤー導入 

前の日記の通り,先日までAqualungを使用していましたが,「他に高音質でイコライザーとlast.fm Scrobbler機能が付いた音楽プレイヤーはないだろうか?」と検索しまくってみたら,これ「Qmmp」を見つけました.

取り敢えず音質チェックをしたいので,インストールです.幸いにもこのソフトはUbuntuソフトウェアセンターに登録されているので,同センターからインストールは簡単にできました(但し後述しますが,最新版ではありません)

そしていつものアル・ジャロウとアート・ペッパーのflac形式の音源で音質チェックです.おっ,悪くありません.音質的にはAqualungに似ています.低音は締まった感じで高音は音が粒立っていてクリアーに聴こえるというかそんな感じです.

機能の方もイコライザーで低音増幅はもちろん,Last.fmのScrobblerも問題なく動作します.また嬉しいことにヘッドホンで聴く時に役立つバイノーラル変換出力機能も付いています.また,検索してみるとスキンも非常に豊富で私の定番のMacライクなスキンもありました.

という訳でメインの音楽プレイヤーは,今後これで行くことにしました.約2年ぶりでLast.fmに復帰です.どんどん音楽聴くぞー(笑).

また検索してみると,作者さんのPPA(?)で最新版を配布していることがわかりました.そこで以下のコマンドでPPA登録&インストールをしました.

 sudo add-apt-repository ppa:forkotov02/ppa
 sudo apt-get update
 sudo apt-get install qmmp
 sudo apt-get install qmmp-plugin-pack

これで最新版のQmmpを使えるようになります.

Webサイト:Qmmp Qt-based Multimedia Player

qmmp03.jpg

補足;
イコライザーで低音域を持ち上げているとソースによっては音割れしてしまいます.そういう時はイコライザーをOFFにしています.イコライザーON/OFFをデスクトップから一発でできるのも良い点です.また,イコライザーのプリセットは個別に保存できます.